この記事は1年以上前に書かれたものです。内容は古くなっております。
日本へ帰国するにあたって2022年4月にMySOSアプリをダウンロードし、ファストトラックを利用して子供と一緒に帰国しました。ファストトラックのやり方と、どれくらい時間を短縮できたのか、体験談を交えて書いて行こうと思います。
水際対策、日本入国の条件などは頻繁にアップデートがありますので、必ず厚生労働省のページ等ででご確認ください。
2022/11/14入国以降はMy SOSではなくVisit Japan Web でファストトラックを登録することになったそうです。
Visit Japan Webの登録・やり方など(デジタル庁)
空港検疫の入国前WEB手続きのこと。事前に登録しておくと、日本入国時の検疫手続が簡素になり、スムーズな入国が可能となります。
参考:厚生労働省HP
これより続きは、My SOSについてまとめた記事になります。今まで読んでいただきありがとうございました。
水際対策が緩和され、1日5万人としていた入国者数の上限を撤廃しました。
MySOSに関しましては、まだ引き続き使うことができます。
MySOSを青色画面にしておくと日本到着時に書類なしで入国可能。
有効なワクチン接種証明書 | 出国前検査証明書 (陰性証明書) | 質問票 | 到着後検査 & 入国後待機 |
---|---|---|---|
あり | 不要 | 必要 | なし |
なし | 必要 | 必要 | なし |
有効なワクチン接種証明書があれば、出国前の検査証明書(陰性証明書)が不要に。検査しなくてよくなりました!
MySOSアプリでやること
- 「ワクチン証明書」または「出国前検査証明書(日本政府が定めたワクチン要件を満たしてない方)」
- 「質問票」をMySOSに登録
↓
画面が青色になったら準備完了です。
子供は?
同行する親等が有効なワクチンを接種している場合
③-2 こどももワクチン接種証明書が必要となりますか?
こどもも、有効なワクチン接種証明書を保持している場合は、出国前72時間以内の陰性証明書の提出は不要です。
有効なワクチン接種証明書を保持していない18歳未満のこどもについては、有効な接種証明書を保持する同居する親等の監護者が同伴し、当該こどもの行動管理を行っている場合は、特例的に、有効な接種証明書を保持する者として取り扱い、当該監護者と同様の陰性証明書の免除が認められることになります。
※ 接種証明書を保持していない18歳未満のこどもが単独で(接種証明書を保持する保護者の同伴なしで)入国する場合には、上記の特例は認められません。
水際対策よくある質問③−2より引用
保護者が陰性証明書で日本入国の場合
(2)保護者が有効なワクチン接種証明書を保持せずPCR検査の陰性証明書での日本入国の場合
当該保護者が同伴して入国する未就学(6歳未満)の子供は、検査証明書を保持していなくても入国可能です。
在タイ日本大使館HPより
電話による問い合わせ(参考:水際対策)
受付時間:年中無休 / 午前9時から午後9時
- 0120-248-668(日本語対応のみ)
- 050-1751-2158(日本語・English・中文・한국어)
- 050-1741-8558(日本語・English・中文・한국어)
ファストトラックのホームページはこちらです。インストール方法、登録方法、よくある質問などが見られます。
MySOSアプリのダウンロード
成田空港に到着してから、検疫手続きが全て終わるまで1時間半ほどでした。並んでも、すぐに列が進み、最後の唾液検査の結果を40分ほど待って終了しました。ファストトラック を利用した方が早いので、やっておく事をおすすめします。かなりの距離を歩かないといけないため、下の子は途中で疲れた様子でした。また、到着するタイミングによっては待ち時間はかなり前後しそうです。私たちは運良く到着便が自分たちだけの時間にファストトラック のカウンターへ進めました。
でも全体的にとてもスムーズでしたよ!事前登録しておいて良かったです。
続いてはもう少し詳しく、ファストトラックのやり方について、自分が経験したことを書いていきますね。
※ここから先は「海外在住者家族」が2022年4月に「本帰国」した際の検疫のMySOSを使った体験談となります。
ファストトラック(検疫事前登録)に必要な準備2022年4月
※ファストトラック登録締め切りが、日本到着予定時刻の16時間前から6時間前に変更になりました!(2022/5/2)
ファストトラックに登録する4つの項目は、一気に登録する必要はありませんし、修正もできます。(※ワクチン証明書、は一旦審査完了してしまうと修正できません。また、検査証明書まで登録が済むとすべて修正できなくなります)必要な準備としては、
- ワクチン接種証明書
- 飛行機の便名と座席がわかるもの
- パスポート
- 出国前72時間以内の検査証明書
です。出発まで時間がある場合、検査証明書は後回しでOK。①から③まではすぐに登録できました。
だいたい用意ができたらアプリをインストール!
MySOSをインストールします
MySOSアプリインストール→https://mysosp.page.link/sfY2kRrviv4t4eFy7
MySOSアプリをインストールすると
- 規約、プライバシーポリシーを読み同意ボタンを押す
- 確認事項を読み、確認を押す
- アカウント登録
- 同行者の登録で子供2人分のアカウントを追加(これは後からでもできます)
を最初に行います。
確認や登録画面が順番に出てきますのでその通りに。通知などもオンにしておきました。アカウント登録が済んだら、いよいよファストトラックのための登録スタートです。
SNSを見ていたら、「ファストトラックの画面にならない」といったトラブルが見受けられました。アンインストールし、「専用のURL」からインストールし直すことで解決できるそうです。
参考:よくある質問3-5,3-8 リンクはこちら「ファストトラックよくある質問」
専用のURLはファストトラックのホームページに載っています。
ファストトラック(検疫事前登録)4つの項目
①〜③まで登録を済ませると、「検疫事前登録」の画面が黄色へ変化し、MySOSの画面も黄色に。あとは④出国前の検査を済ませて登録すると「緑色」になります。
【ファストトラック】自分の登録項目4つ
- 質問票WEB
- 誓約書
- ワクチン接種証明書→ファイル形式:PNG、JPG(JPEG)、GIF
- 出国前72時間以内の検査証明書→ファイル形式:PNG,JPG(JPEG)、GIF
【ファストトラック】子供(同行者の登録)項目4つ
- 質問票WEB
- 誓約書→「法定代理人の氏名」欄に(保護者等の氏名)入力。
- ワクチン接種証明書→ワクチン要件を満たしていない、接種していない子供は「無し」で登録
- 出国前72時間以内の検査証明書→ファイル形式:PNG,JPG(JPEG)、GIF
ワクチン証明書のあれこれ
ワクチン接種証明書をアップロードすると「審査」されます。「無効」として差し戻されてしまったときは、間違っていないかよくある質問などをチェックしてみましょう。
よくある質問には、ワクチンのブースター接種をしていない場合や、ワクチンを3回接種していても厚労省の認めたものではない場合は「無し」を選択するように書いてありました。
参考:よくある質問1-7 、2-9リンクはこちら「ファストトラックよくある質問」
ワクチン接種証明書をアップロードしたあとの、審査の所要時間は1時間くらいでした。
厚生労働省の認めたワクチン3回接種の内容とは
2022年6月22日更新:新たな水際対策措置 (3回目以降の接種に有効とするワクチンの追加)
2022年6月22日更新:海外から日本への入国に際し有効と認めるワクチン接種証明書について(PDF)
今後、また変更があるかもしれませんね。
2022年6月1日より、滞在国の区分が「青色」の国ではワクチンの種類を問わず待機無しになっています。詳しくは厚生労働省水際対策のページをご確認ください。
※青色の国とは・・・「検疫処置の詳細」のページ中ほどにリストがありますのでご確認ください。(2022/6/23)
MySOSが黄色または緑色、青色になったら準備完了
順調に行けば、アプリを入れたその日のうちにすんなり③番まで登録でき、MySOSの画面は「黄色」に。あとは検査証明書をアップロードすれば「緑色」になります。
ちなみに、ワクチン証明書「無し」で登録しても、検査証明まで登録が済むと「緑色」になります。
さらに、条件を満たしていると「青色」に。これで準備完了です。
青色の画面:出国前72時間以内の検査証明書が受理され緑色の画面になった後、下記に該当する場合のみ変化します。
・「青」区分の国・地域から入国する
・「黄」区分の国・地域から入国し、3回目のワクチン接種証明が受理されている
「青色の画面」については入国時点での滞在国・地域の区分変更により、アプリ画面が緑色に変わる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
「ファストトラック よくある質問3-3」より引用
2022.3.2付「検査証明書についてQ&A」によりますと
検査証明書についてQ&Aより
と記載されており、なくても大丈夫です。不明点などは厚生労働省へご確認ください。
体験談:結局2回アンインストールしてやり直しました
1回目は、「専用URLからのインストールじゃないとダメ」という情報を見て、やり直ししました。結果、専用URLからインストールしても、Appleストアで検索してインストールした時と同じアプリでしたし、登録した内容も残っていたためやり直さなくてよかったです。
2回目は、③番まで登録完了しているのに、MySOSが「黄色」にならない!赤色のままで不安だったので一度やり直ししました。
そのあとは、すんなり。③番まで登録完了したらすぐにMySOSが「黄色」になりました。一安心。
他にも気になる点はいくつかあったけれど、アプリの仕様だと思うのでそのままに・・・
ファストトラック登録完了!お疲れ様でした
念には念を、ということで「検疫手続事前登録」のページにあるQRコードをスクリーンショットで撮影しておきました。
これで万が一空港でファストトラックのページが読み込めないという事態になっても大丈夫!
色々と書きましたが、ファストトラック、やってみたら簡単な作業でした。これで少しでも早く検疫を突破したいです!結果はいかに・・・
ファストトラック、水際対策関係リンクまとめ
最後に、この記事を書くにあたって見ていたホームページをまとめておきたいと思います。
水際対策などは、頻繁にアップデートされるため、最新情報をご確認ください。以下のリンクのリストは2022年4月5日〜6月22日に作成しました。
厚生労働省「水際対策に関わる新たな措置について」⬅︎水際対策に関するあらゆる情報
厚生労働省「日本入国時の検疫手続で必要な証明書等」⬅︎水際対策のページ真ん中あたり。ファストトラック登録することでで省略できます。(2022.3.30)
〜2022.6月以降〜
厚生労働省「一部の国・地域からの入国者に対する入国時検査の免除等」(2022.6.1)
外務省「新たな水際対策措置 (3回目以降の接種に有効とするワクチンの追加)」(2022.6.22)
厚生労働省「海外から日本への入国に際し有効と認めるワクチン接種証明書について(PDF) 」(2022.6.22)
外務省「有効な「出国前検査証明」フォーマット」⬅︎検査証明書のフォーマットPDF (令和4年3月14日)
厚生労働省「検査証明書の提出について」⬅︎検査証明書のフォーマットPDF、検査について詳しい説明(2022.3.2)
日本へ入国・帰国したみなさまへ⬅︎帰国してからMySOSでやることなどが書いてあります
みなさまが無事に日本に入国できますように。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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