こんにちは。マレーシアで子育てしているまつこです。今回は
- ネイティブではない自分の英語で読み聞かせって意味はあるの?
- 正しい発音で絵本の読み聞かせをしたい
- YouTubeは使いたくない
- 実績のあるサイトやサービスが知りたい
- 無料で絵本が読めるサイトはある?
たとえ赤ちゃんや幼児相手でも、英語の絵本を読んであげたいときに、自分の発音で大丈夫かな?と心配になりますよね。
今回は、そんなお悩みについて考えてみたいと思います。
英語が苦手な私の絵本読み聞かせ体験談(赤ちゃんから8歳まで)
自身が英語が話せなくても、英語の読み聞かせをして良いのかという疑問があります。
私が住んでいるマレーシアのことを少しお話ししますね。マレーシアは多民族国家です。単純な人口比は以下の通りです。
マレー系(69.6%)、中国系(22.6%)、インド系(6.8%)、その他(1%)(2020年マレーシア統計局)
出典元:引用 外務省HP マレーシア(基礎データ) https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/malaysia/data.html
そして、地域にもよりますが、都心には外国人も多いです。マレーシアの公用語はマレー語ですが、街中では殆ど英語が通じます。娘の幼稚園の先生はマレー系の優しい女性ですが、英語で教えてくれます。発音は母国語混じり、マレーシアンイングリッシュです。
息子は現在8歳ですが、ローカル幼稚園(インド系の先生)➡︎イギリス系インターと進んでいます。
そして、息子も娘も、自宅では時々私の英語(発音イマイチ)の英語の絵本読み聞かせを受けています。
私の子供のまわりには、いろんな訛りのある英語が混在していた。そして、親である私は英語は苦手だった。
【わが家の場合】幼児期はとにかく人の話す英語に触れることが好きでした
うちの子供達は、2歳、3歳の頃から、現在英語がそこそこ話せるようになった8歳でも、人が直接読んでくれる絵本が1番好きです。私が読み聞かせする場合ですが、読めない単語にぶつかっても適当にサラサラ〜と読んでいます(汗)絵本の雰囲気を壊さないようにしています。
私はこう思いました。
- 綺麗な英語の発音は大切だけれど、小さい頃はどんなものでも良いから英語に触れることが大切
- 読めるのであれば、発音は気にせず読んでよいと思う
英語よりも、すてきな絵を見て欲しかったり、アルファベットなどに慣れてくれればいいなという感覚で、自分の声で読み聞かせをしていました。
その後、私の子供達は、幼稚園時代はローカル園に通っていたためマレーシア訛りの英語でしたが、インターに行きはじめたら、イギリス英語に変わりました。
今、息子が使っているのがORT(オックスフォードリーディングツリー)と、ORTの本が無料で読める(音声付き)Oxford OWLです。
特に、英語の絵本がはじめての方におすすめなのがOxford OWLという「無料で読めるオンライン絵本」です。
詳しく説明しますね。
イギリス系インターナショナルスクールで使われているORTは「Oxford OWL」で一部無料で読める
英語教育界隈では「ORT」と略され定番の多読教材(本)です。目にしたこともあるかと思います。
まずはじめに、ORT(オックスフォードリーディングツリー)について見てみましょう。
ORT(オックスフォードリーディングツリー)とは
イギリスの約80%以上の小学校で採用されている「国語」の教科書。
かわいいキャラクター達が登場するユーモアあふれる「オチ」がある短いお話が200話以上あり、すべてネイティブの子供たちが使う自然な英語でつづられています。
10段階にレベル分けされ、頻繁に使う表現が繰り返し登場するため、英語学習用としても最適。
物語はおもに主人公のキッパー少年とその家族や友達の日常生活を描いているので、まるで日本にいながらイギリスの家庭にホームステイしている気分も味わえます。
出典元:引用 Oxford University Press :オックスフォード・リーディング・ツリーとは?https://www.oupjapan.co.jp/ja/gradedreaders/ort/index.shtml
詳しくはオックスフォード出版局(日本語)のサイトOxford University Pressに詳しく載っています。
ORTは本です。ステージ1から10まであわせると200冊以上にもなります。息子が学校で借りて帰ってきます。内容が良いので、学校で借りられなかったら、購入していたと思います。
有料で、オンラインでORTの本が読めたりさまざまなコンテンツが利用できるORC(オックスフォードリーディングクラブ)もあります。←ちなみにこのコンテンツは素晴らしいです!
今回は、ORCではなく、Oxford OWLについて説明しますね。
【登録方法】Oxford OWL ってどんな感じ?簡単にまとめました
新規会員登録及びログインはこちらからOxford OWL
では、Oxford OWLの絵本一覧画面です。
こんな感じで、絵本が並んでいます。クリックすれば、読書をスタートできます。音声付きのものと、そうでないものがあります。
スマートフォンでも読めますが、かなり読みにくい。パソコンまたはタブレットをおすすめします。
Oxford OWLの登録に必要なもの
- Eメールアドレス(確認メールをクリックする必要あり)
- 名前(First NamとLast Nameを分けて入力)
- パスワード(大文字1つ小文字1つ以上を含み6文字以上)
です。登録は簡単でした。
Oxford OWLのデメリット
使ってみて、いくつか使いにくい点があると思ったのでまとめました。
- 子供ひとりでは操作がしにくい
- 読める本の数は少ない
- 音声がついていないものは、読んであげないといけない(または自分で読まないといけない)
- 画面より、手元に本があったほうが読みやすい
Oxford OWLのアカウントは、先生向け、生徒向け、保護者向けの3種類があり、今回は保護者で登録した場合の使い方を説明しました。
ちなみに、息子が学校で利用している生徒用アカウントは、余計なボタンがなく、ものすごく使いやすいです。
おわりに
今回は、英語の絵本の読み聞かせについて考えました。まとめますと、
- 赤ちゃんや幼児向けに英語の読み聞かせをするのに発音はあまり気にせず読んで大丈夫
- ネイティブ音声付きの英語絵本サービスを利用してみる
- オンライン絵本は「Oxford OWL」など無料のものからスタートしてみる
オンライン絵本「Oxford OWL」では、いちばん優しいレベルが3、4歳向けとなっていますが、ひとりで読むには小学生くらいからかなと思いました。
今回は我が家の体験談、経験談が多めの内容でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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